天水棚田蛍ヶ丘復活プロジェクト2016募集終了

棚田遺産~『天水棚田蛍ヶ丘』復活プロジェクト~とは、休耕地になっている棚田を、都市部で暮らす人々と地元の方々が協力して蘇らせ、日本ならではの美しい風景を取り戻すと共に、地域を活性化し、最後には収穫した美味しいお米をみんなで味わおうという取り組みです。今回、募集するのは、“棚田遺産相続人”として天水棚田蛍ヶ丘の復活を応援して下さる皆さん。『棚田遺産』というキーワードを旗印に、将来的には日本全国の棚田を棚田遺産として認定、活用していくネットワークを構築したいと考えています。

棚田とは?

棚田とは、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田のこと。現在日本にある約250万㌶の水田のうち、約22万㌶が棚田といわれていますが、一枚ごとの面積が小さく、傾斜地であるという立地条件から耕作が難しく、これまで40%以上の棚田が消えてきました。しかし、それらの棚田は、先祖の知恵がぎっしり詰まった歴史的遺産ともいうべき貴重なもの。休耕地としてただ放置しておくにはあまりに勿体ない! 私たちは、この活用されていない棚田を、『棚田遺産』と位置付け、「棚田を遺産に!」を合言葉に、この意義のある目標を強く世の中にアピールしていきたいと考えています。

「蛍ヶ丘」ってどんなところ?

皆さんは、「大山千枚田(おおやませんまいだ)」という場所をご存じでしょうか? それは、“東京から一番近い棚田”といわれる千葉県鴨川市にある水田で、実際に稲作が行われているのはもちろん、美しい景観は有名な観光スポットになっています。一方、我々が「蛍ヶ丘」と名付けた場所は、大山千枚田のほど近くにある耕作放棄された棚田。しかし以前は、農薬を使わない水田としておおいに活用されており、“蛍の里”と呼ばれるほど、たくさんの蛍が生息する美しい場所でした。それを再整備して、実り豊かな棚田を復活させようというのが今回のプロジェクトです。棚田を復活させることができれば、美しい蛍たちも自然と戻り、豊かな水辺に蛍が舞う日本の原風景を取り戻せることでしょう。

特徴はいまや貴重になった天然の「天水」

稲作における「天水(てんすい)」とは、山から流れてきた雨水などが自然にたまった池のこと。かつては、この自然水を利用した棚田(=天水棚田)が日本の各地に存在し、豊かな実りをもたらしてきました。しかし、環境の変化と共に天然の天水を持つ棚田は減少し、いまや全国的にみても貴重な存在になっています。蛍ヶ丘には、写真のように豊かな天水をたたえた池が山の上にあり、そのあふれんばかりの天然水を棚田で利用することができるという、この上ない環境が調っています。しかし現状は、「天水があるのに棚田が活用されていない」という、非常に勿体ない状態。そんな事態を打開し、今ある自然の恵みを最大限に活用したいという思いが、今回のプロジェクトを発足させた理由でもあります。木々に囲まれた山がもたらす豊富なミネラルを含むこの天水を使うことで、収穫されるお米は、これまで食べたことがないような美味しさになるといいます。水持ちのいい粘土質の土壌もポイントで、以前この棚田でとれたお米は、「長狭米(ながさまい)」と呼ばれ、皇室への献上米になっていたそうです。

プロジェクトの詳細

フィリピンやインドネシアには、世界遺産に登録された棚田が存在し、現在も豊かな実りをもたらしているのはもちろん、世界的に有名な観光地にもなっています。この例から見ても、棚田が時代を超えた遺産的価値を持つことは間違いありません。しかし、それを受け継ぎ、守っていく存在が、高齢化や過疎化により手薄になっているのが現状です。そんな現状を打開し、持続可能な稲作システムを作り出そうというのが今回のプロジェクト。その柱となるのが、棚田付近の地域住民の方々と、都市住民の方々のコミュニケーションだと考えています。これまで交わることがなかった両者がコラボレーションすることで、次世代の棚田活用法が生まれ、新たな価値の創出に繋がっていくはずです。

私たち株式会社イコムは、その架け橋になりたいと思っています。そして、都市部から今回のプロジェクトに参加して下さる皆さんは、棚田という貴重な遺産を受け継ぎ、未来に向けて発展させていく“棚田遺産相続人”。さらに、ご参加下さる皆さんを、ひとつのチームとして“棚田遺産相続隊”と命名させていただき、今後はその隊員をどんどん増やしていきたいと考えています。

プロジェクトの魅力は盛りだくさん!

棚田遺産相続人になって下さった方には、『相続人の証』をお渡しします。その証をお持ちの方は、棚田遺産として復活を遂げた天水棚田蛍ヶ丘で、春の田植えと秋の収穫という、“稲作の2大イベント”にご参加いただけます。もちろん、この市場に出回らない貴重なお米を、存分に味わっていただくこともできます。

“棚田遺産相続人”なんて聞くと、ちょっと仰々しく感じるかもしれませんが、耕作地の整備などの重労働をお願いすることは一切ありません。田植えや収穫はあくまでアトラクション。水の管理や雑草取りといった日々の作業は、実際に稲作に携わられている地元の“プロ”の方々と私たちにお任せください! 地域の方々とガッチリ手を組んだサポート体制が確立されているのが、このプロジェクトの大きな強み。基本的に棚田遺産相続人の皆さんは、天水棚田蛍ヶ丘のオーナーとして、稲作の醍醐味や喜びを楽しんでくださるだけでいいのです。

もちろん、田植えや収穫にご参加下さる方々へのフォローも万全!天然村には、休憩所やカフェ、宿泊施設などがあり、着替えができるのはもちろん、農作業の汚れをシャワーでスッキリ洗い流すこともできます。現地での過ごし方は皆さんの自由! 吹き抜ける風を感じながら読書をしてもいいですし、子供たちは近くを流れる川で川遊びもできます。仲間や家族とバーベキューをしたり、作業の後の一杯を楽しむのもいいでしょう。何より、春には豊かな水をたたえて青空を映した棚田を、夏には青々と繁った緑の連なりを、そして秋には頭を垂れた黄金色の実りを眺める、豊かな時間をお過ごしいただけます。

また、天然村で取り組んでいる「アクアポニックス」も体験いただけます。「アクアポニックス」とは、水産養殖と水栽培を組み合わせ、栄養素を循環させることで魚や作物を効率的に育てるというシステム。天然村では今後、日本初ともいえる大規模なアクアポニックスの施設を構築し、野菜の栽培やナマズの養殖といった事業を展開していく予定。相続人の証をお持ちの皆さんには、いち早く収穫を体験していただき、実際に新鮮な素材で作った料理を味わっていただこうと考えています。

プロジェクトへの参加は、何も農作業だけではありません。この取り組みでは、棚田遺産相続人の皆さんが気軽にお集まりいただける『相続会議』と名付けた集会を開催予定。相続人の方だけが参加できる飲み会を、都市部で行います。年齢、性別、出身地、職業などが違う皆さんが、一堂に会して気軽にお話できる催し。話題は、棚田やお米のこと、蛍や自然のこと、もちろん個人的な趣味でも構いません。おおいに語り合い、楽しく有意義な会にしましょう!

企業様の福利厚生としてもご活用いただけます

従業員への「ストレスチェック」が義務化されるなど、メンタルケアに注目が集まっている昨今。企業の皆様には、福利厚生の一環として、このプロジェクトをご活用いただくことも可能です。単なる“自然体験”を超えたこのプロジェクトへの参加は、社員の皆さんに結束力を芽生えさせ、リーダーの育成にも効果を発揮することでしょう。何より、「自然の中で過ごす」「仲間と時間を共有する」という癒し効果も期待できます。また、棚田を復活させることで美しい景観を取り戻し、地域社会に貢献するという社会的な意義もポイントです。さらに、アクアポニックスという日本ではまだ珍しい新たな取り組みを、事業として見学、実体験することもできます。
企業の皆様にはぜひ、商用施設としての魅力も体感いただきたいと思っています。都会と田舎が繋がることで、経済的なメリットも、企業イメージの向上も、そして人と人のコミュニケーションも、可能性は無限大に広がっていきます。

読売新聞に取り上げられました

【2016年5月8日の記事に、当プロジェクトの田植え体験が掲載されました】
クラウドファンディング達成により、当日は多くの方にご参加頂き皆様に楽しんで頂けたと思います。

天然村記事201605

当日の様子をドローンで撮影した映像がこちら↓

【2016.の記事に、稲刈りイベントが掲載されました】
読売新聞-稲刈り-20160918(加工後)

季節毎のイベントを今後も開催して参ります。

相続人応募
2017年の募集は終了致しました。
天然村の宿泊利用は、コチラのページでご確認頂けます。
お問合せは、コチラから受付しております。
アクセス
天水棚田蛍ヶ丘の位置はこちらです
天然村地図

主催者 株式会社ICOM社長 早川徹 より

棚田を復活させ、そこでお米を作るというのは、実は僕自身、初めての体験です。しかし、実際に農耕をされている専門家の方々や地域の活性化に取り組まれている団体のメンバーの皆さんに全面的な協力をいただき、「我々、地域の方々、そしてオーナーになってくださる皆様」この三者が力を合わせて取り組んでいくのが今回のプロジェクト。私自身も皆さんと一緒にプロジェクトに参加し、盛り上げていきたいと思っています。自然との触れ合いを楽しみ、収穫の喜びを味わい、それが地域社会の貢献や日本経済の活性化に繋がる。そんな夢のあるプロジェクトに、一人でも多くの方が携わってくだされば幸いです。